ジェントルメンセット

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グルメ女子に誘われて、レディースランチを楽しんできた。

関東に多店舗展開しているお寿司屋さんの女性限定・ランチ限定15食。恵比寿にある店舗のリニューアルオープン記念期間限定、当店限定、と限定づくしで、特別感、プレミアム感たっぷりが女ゴコロをくすぐる。

161214_2その期待感に応えるべく登場したひと皿はアーティスティックで、食欲中枢よりも“しあわせ”中枢を大いに刺激するものであった。素敵な陶板の上には、主役の寿司に花束をそえるように散らされたエディブルフラワーと金箔。秋の香りをまとった稲穂と赤く色づいた葉。もちろん肝心のネタの種類と質、椀、デザートまで、ランチとしてはかなり満足度が高い。

後日、とある集まりで「コスパもよくて、おトク」とクチコミすると案の定、男性陣が反応した。
「女性はいいよなー」 「女性だけズルイ」 「なぜ女性限定?」

最近、男性諸氏からよく聞くフレーズだ。そのココロを聞いてみると・・・
「中性脂肪やコレステロールが気になるからレディースセットの量が丁度いい」(30代)
「男だってガッツリ飯をかき込むだけじゃなく、リッチな気分で飯を楽しみたい時もある」(40代)
「大盛には興味がなくなってきたから色々なものを少しずつがいい。野菜、肉・魚、デザートまでバランスがいいものに惹かれる」(50代)

そして、その場にいた全員が賛同したのが、
「“レディース”みたいな特別扱いは、世の中、男性には殆どないよな」。
そのニュアンスに、少しの悲哀が漂う。

量を求める年代を過ぎてくると、膨張してきたお腹まわりや健診の数値を気にして食べるものを選ぶようになる。食べることを楽しむココロとサイフの余裕も出てくる。そして何よりも、男性も特別感、プレミアム感を味わいたいのだ。

女性が輝きを増していく社会の中で、あえて男性のつぶやきに耳を傾けてみると、新鮮で面白い発見が色々と見つかりそうである。大盛無料、玉子サービス、etc.などではない、男ゴコロをくすぐる“ジェントルメンセット”が出てきたら面白い。

 

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